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高齢者の一人暮らし増加

2019.11.05

おはようございます。

内閣府が発表したこんなレポートがありました。

 

1 高齢者の家族と世帯
(1)高齢者のいる世帯は全世帯の約半分、「単独世帯」・「夫婦のみ世帯」が全体の過半数
65歳以上の高齢者のいる世帯についてみると、平成27(2015)年現在、世帯数は2372万4千世帯と、全世帯(5036万1千世帯)の47.1%を占めている。

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昭和55(1980)年では世帯構造の中で三世代世帯の割合が一番多く、全体の半数を占めていたが、平成27(2015)年では夫婦のみの世帯が一番多く約3割を占めており、単独世帯と合わせると半数を超える状況である。

(2)子供との同居は減少している
65歳以上の高齢者について子供との同居率をみると、昭和55(1980)年にほぼ7割であったものが、平成27(2015)年には39.0%となっており、子と同居の割合は大幅に減少している。単独世帯又は夫婦のみの者については、昭和55(1980)年には合わせて3割弱であったものが、平成27(2015)年には56.9%まで増加している。

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(3)一人暮らし高齢者が増加傾向
65歳以上の一人暮らし高齢者の増加は男女ともに顕著であり、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、高齢者人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、高齢者人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっている。

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(4)女性の有配偶率は5割を超え上昇傾向
65歳以上の高齢者の配偶関係についてみると、平成27(2015)年における有配偶率は、男性80.1%に対し、女性は51.4%である。女性の高齢者の約2人に1人が配偶者ありとなっており、その割合は上昇傾向にある。また、未婚率は男性5.3%、女性4.3%、離別率は男性4.4%、女性5.6%となっており、いずれも上昇傾向となっている。

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高齢者の一人暮らしの増加は今の日本が抱える問題のひとつです。私どもに依頼された孤独死の案件から考えても、100%の確率でお一人暮らしされています。政府、地域、企業が手を組み取り組んでいかなければいけない問題だと私は強く感じております。

投稿者:ハートナイズHEARTNIZE 東京

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